健康のすすめ『花粉症の症状を和らげるには』

 いまや国民病とも言われる花粉症ですが、皆さんはどのような対策をされているでしょうか。特に患者数が多いスギ花粉は、関東地方で2月~4月の期間に飛散量がピークとなります。今回は、花粉症の改善に効果的な食事をご紹介させていただきます。

 

 

青魚を積極的に摂る

 あじ、さば、いわしなどの青魚はEPAやDHAを豊富に含んでいます。これらの不飽和脂肪酸を多く摂取すると、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンやロイコトリエンの発生を抑制し、アレルギー症状が起こりにくくなると言われています。

 

しそ、えごま油を積極的に摂る

 しそやえごま油には“αリノレン酸”という成分が含まれています。“αリノレン酸”を摂取すると上記でもご紹介したEPAに変化するため、アレルギー症状を緩和してくれます。さらにポリフェノールの一種であるロズマリン酸も含有しており、過剰な免疫反応を正常に戻す働きがあります。

 

体を温める食事を摂る

 花粉症の症状であるくしゃみや鼻水は、体内に入った花粉を排除しようとする反応である他、冷えの原因となる水分を体から出して温めようとする反応であるとも考えられています。温かいスープやお鍋などを食べて体を温めることで症状緩和に繫がります。

 

和食を中心とした食生活を心がける

 食品添加物の入った加工食品や甘いもの、動物性たんぱく質、脂肪などの摂り過ぎは、アレルギーを引き起こすきっかけとなります。花粉症になってしまった人はもちろんですが、花粉症になっていない人も出来るだけ和食を中心とした食生活を心がけることをおすすめします。

 

 毎年この時期になるとやってくる辛い症状も、普段の食生活の中で少しずつ改善させることが出来ます。食生活の他にもマスクや眼鏡などを使用し、花粉症の時期を少しでも楽に乗り切りましょう。

 

管理栄養士 岸本実華

管理栄養士 岸本実華