健康のすすめ『健康のカギは腸にあり』

 「腸内環境を整えましょう」という言葉をよく耳にしますが、普段腸内環境を意識して生活している方は少ないのではないでしょうか。腸内環境が整っている状態とは、腸内細菌のうちの「善玉菌」と「悪玉菌」のバランスを「善玉菌」が優位になるように保っている状態のことです。腸内細菌の総量はほぼ決まっているため、善玉菌が増えると悪玉菌が減り、悪玉菌が増えると善玉菌が減るという仕組みになっています。腸内環境を整えることで免疫力アップ、栄養分の消化吸収促進、ビタミン類の生成促進が期待出来ます。今回は腸内環境を整える方法をご紹介させて頂きます。

 

 

発酵食品を積極的に摂る

 上記にもあるように、善玉菌は腸内環境を整える上でなくてはならない存在です。善玉菌を多く含む食品の代表格は発酵食品です。発酵食品は製造の過程で微生物を利用し、その微生物が腸内で善玉菌として働いてくれます。

【善玉菌を多く含む食品】

ヨーグルト、チーズ、醤油、味噌、納豆、甘酒 など

 

 

食物繊維を含む食品を摂る

 食物繊維は善玉菌のエサになり、それ自体が腸のぜん動運動を促進してくれる働きがあります。腸内環境の改善に役立ち、便秘解消にも効果的です。

【食物繊維を多く含食品】

玄米、ライ麦、豆類、野菜、種実類、きのこ、芋 など

 

 

オリゴ糖を含む食品を摂る

 オリゴ糖はブドウ糖や果糖など、単糖が結合してできた糖質です。胃酸や消化酵素で分解されない成分を含んでいるためそのまま大腸に届き、ビフィズス菌など善玉菌の増殖に力を発揮します。

【オリゴ糖を多く含む食品】

醤油、味噌、豆腐、牛乳、大豆、アスパラガス など

 

 

 

 体に存在する6割の免疫細胞は腸に存在するため、「健康のカギは腸にある」と言い切っても過言ではないほど、腸は大切な臓器です。毎日の食事で腸内環境を整え、健やかな毎日を過ごしましょう。

 

管理栄養士 岸本実華

管理栄養士 岸本実華