ストークサロン『目で観て舌で味わい楽しむ「桜」』
★心がそわそわ・・・
春一番が吹いて、多少の寒の戻りがあっても春本番はもうすぐです。この時期は桜の開花が気になり、何となく落ち着かず、気分がそわそわしてきます。
「古今和歌集」には、在原業平(ありわらのなりひら)が詠んだこんな一首があります。
「この世の中にまったく桜というものがなかったら、春を過ごす人の心はどんなにのどかであるでしょう」という意味です。
桜には田の神様が宿る。古代日本人はそう信じていました。花が散り、神様が帰ってしまわぬうちに山野へ出掛けて、自然の桜を愛でて感謝の気持ちをささげました。
当時の花見は、本格的な農耕シーズンが始まる前のささやかな楽しみだったに違いありません。

★旬の味覚爛漫
桜は目で観てよし、舌で味わってよし。
「ストークお食事宅配便」では3月、 「春爛漫桜&山菜お料理フェア」を開催します。その中から、桜を使った4品をご紹介します。
10日(金)は「牛そぼろと竹の子の桜ちらし寿司」。桜の花を混ぜ込んだすし飯に、牛そぼろと錦糸卵をのせ、竹の子、桜の花を飾った季節のお寿司です。
衣に桜をしのばせた「桜衣の海老天ぷら」は、15日(水)に登場。海老の上品な甘みと桜の香りが、口いっぱいに広がります。
鯛といえば、七福神の一員で、商売繁盛や豊漁・豊作をもたらす、えびす様を想像するかたも多いのではないでしょうか。右手に釣り竿を、左手には釣り上げた大きな鯛を抱えた、福々しい姿で知られています。
25日(土)の「真鯛の桜道明寺蒸し」は、春に欠かせない日本料理の定番。道明寺粉と桜の花を合わせて真鯛にのせ、蒸し上げます。
だしの利いたあんが、うまみをぐっと引き立てます。
27日(月)は「さくらの日」です。「3(さ)×9(く)=27」の語呂合わせなどから、同日に制定されたとか。
1年に一度の特別な日には、「本ますの海鮮桜とろろ蒸し」を。桜風味のとろろを本ます、帆立、海老にのせた蒸し物です。
独活(うど)、竹の子など、旬の食材が見た目、味わいともに春の息吹を演出します。

ご注文はweb、または下記フリーコールまでどうぞ。
0120-47-0089
受付時間:10時~17時(土日祝除く)