健康のすすめ『おいしく食べて健康な歯に』

 11月8日は、日本歯科医師会により「いい歯の日」と設定されています。生活習慣病などの疾病を予防するには様々な食材をバランス良く食べることが重要であり、そのためには健康な歯は欠かせない存在です。80歳になっても自分の歯を20本以上保つことが推奨されていますが、80~84歳の方で平均約15本しか歯が残っていないのが現状です。今回は歯を健康に保つために摂るべき栄養素や食材をご紹介いたします。

 

カルシウム+ビタミンD+ビタミンK

歯を丈夫にするには、9月号でもご紹介しました“骨を丈夫にする栄養素”がとても大切です。歯の主成分であるカルシウムと、腸でカルシウムの吸収を高めるビタミンD、カルシウムの排泄を抑えるビタミンKを摂ることが歯の健康に繫がります。

カルシウムが豊富な食材
牛乳、チーズ、切干大根 等
ビタミンDが豊富な食材
きのこ類、シラス、さんま 等
ビタミンKが豊富な食材
キャベツ、小松菜、春菊 等

 

ビタミンA

歯のエナメル質を強化する作用が期待されています。エナメル質とは歯の外側を覆っている薄い層のことです。熱いものや冷たいもの、酸性の食品などの刺激から内部の層を保護し、しみるのを防いでくれます。

ビタミンAが豊富な食材
人参、パセリ、わかめ、海苔 等

ビタミンC

ビタミンCは歯周病予防に効果的とされています。歯周病は歯茎のコラーゲン繊維が破壊されることで、歯茎に炎症や出血、腫れなどが生じる疾患です。ビタミンCにはコラーゲン合成を促進する作用があることから、歯茎の健康を維持する栄養素として知られています。

ビタミンCが豊富な食材
パプリカ、ケール、パセリ、かぶ、大根の葉 等

食物繊維

食物繊維を豊富に含む食材は歯に付着しにくいことから、虫歯の原因となる歯垢(しこう:細菌のかたまり)がたまりにくいとされています。また、しっかりと噛むことにより歯や粘膜の表面が清掃され、唾液の分泌促進やアゴの発達にも繫がります。

食物繊維が豊富な食材
大麦、さつま芋、金時豆、ごぼう、ひじき 等

 食事をおいしく食べるためにも、歯の健康はとても大切です。毎日の歯磨きだけでなく、虫歯や歯周病になりにくい食生活を心がけましょう。

~歯の健康におすすめの11月メニュー~
健康倶楽部

4日 朝食③ 「ケールのグリーンオムレツ ホワイトソース」
14日 夕食⑤ 「金時豆とさつま芋の甘煮」
19日 朝食⑤ 「ケールの柚子こしょう和え」
23日 朝食④ 「切干大根とピーマンのおかか煮」
29日 朝食④ 「特製海苔の佃煮風」

 

※詳しくはメニューカレンダーの献立表をご覧ください

管理栄養士 岸本実華
管理栄養士 岸本実華