健康のすすめ『血糖値と食事の関係』

「血糖値」とは、血液中に流れるグルコース(ブドウ糖)の濃度を表したものです。食事で摂取した炭水化物(ご飯やパンなど)は体内でブドウ糖になり血液中へ送られ、細胞内で日々活動するためのエネルギーとして利用されます。
人の体内には、血糖値を下げるホルモンと上げるホルモンが存在し、常に血糖値を正常に保ちながら生活しています。しかし、過食や運動不足、アルコールの過剰摂取などの危険因子により血糖値コントロールが難しくなり、糖尿病などの疾病にかかるリスクが増加します。
血糖値を正常に保つには、これらの乱れた生活習慣を見直すとともに、有酸素運動(ウォーキングなど)と食生活の改善が重要です。今回は、すぐに実践できる血糖値コントロールに効果的な食事のポイントをご紹介いたします。

 

1日3食規則正しく、腹八分目を心がける

1日1食や2食の食事では一度に食べる量が多くなり、食後の急激な血糖の上昇に繫がります。1食ごとのエネルギーは出来る限り均等にし、食べ過ぎには注意しましょう。

 

規則正しい食事で暑さに負けない体づくりを

食事は健康を支えるための土台です。食事を抜くと栄養が脳や体に十分に行き渡らないため、新陳代謝が悪くなり気温の変化に対応できにくくなる恐れがあります。1日3食、決まった時間に規則的に食べることが熱中症にならない体づくりの基本です。主食、主菜、副菜を揃え、さまざまな栄養素をまんべんなく摂りましょう。

 

食物繊維・ネバネバ食品をしっかり摂る

特に水溶性食物繊維は、糖質が吸収されるのを邪魔するため血糖値の上昇が緩やかになり、満腹感も得られます。水溶性食物繊維を多く含むおくらや海藻類、きのこ類、こんにゃく、山芋などを積極的に摂りましょう。また、納豆やサトイモ、ナメコなどのネバネバ食品に含まれているムチンも食物繊維と同様に、血糖値の上昇を抑制するためおすすめの食材です。

 

よく噛んでゆっくり食べる

食事を短い時間でよく噛まずに食べると血糖の急上昇の原因となります。時間をかけてゆっくりと食事をする事で血糖値が少しずつ上昇していくため、血糖コントロールに繫がります。

 

『ストークお食事宅配便』の食事は、上記でご紹介した食物繊維やムチンが多い食材をしっかりと摂取する事が出来ます。血糖値のコントロールと聞くと難しいイメージをもつ方もいらっしゃるかもしれませんが、日々の生活の中で実践出来る事を少しずつ積み重ね、血糖値を正常に保ちましょう。

管理栄養士 岸本実華

管理栄養士 岸本実華