健康のすすめ『疲労回復のために摂りたい栄養素』

 だんだんと夏日が増えてくるこの時期、気温の変化で疲労が溜まってしまっている方が多いのではないでしょうか。夏本番となるこれからの季節に向け、食生活を見直し疲労を少しでも軽減させておくことが大切です。今回は疲労回復に役立つ栄養素をご紹介いたします。

 

ビタミンC・リコピン

 ビタミンC、リコピンは抗酸化作用が強く、疲労の原因となる「活性酸素」を取り除く働きが期待されています。「活性酸素」は体内に侵入した細菌やウイルスから体を守ってくれる物質ですが、ストレスを受けることで過剰に発生し正常な細胞まで攻撃してしまいます。がんや心血管疾患、生活習慣病などの様々な疾患の原因になるともいわれているため注意が必要です。

~ビタミンCを多く含む食材~
いちご、キウイ、レモン、菜の花 等

~リコピンを多く含む食材~
トマト、パプリカ、すいか 等

 

ビタミンB1

 ビタミンB1は糖質をエネルギーに変える働きや、筋肉や神経の疲労をやわらげる働きがあるといわれています。不足するとエネルギーが作られにくくなり、疲労の原因となってしまいます。ニンニクやタマネギ等に含まれる“アリシン”と結合することで吸収率が高くなるため、この2つの栄養素を組み合わせて摂取する事がおすすめです。

~ビタミンB1を多く含む食材~
豚肉、玄米、うなぎ、にんにく 等

 

タウリン

 肝臓は解毒や代謝といったヒトの生命維持に欠かせない臓器であり、肝機能が低下すると疲労感に繫がるといわれています。タウリンには肝臓内の中性脂肪を肝臓の外に出す働きがあるため、脂肪肝の予防や肝機能の正常化に効果的といわれています。

~タウリンを多く含む食材~
カニ、タコ、イカ、海老、あさり、帆立 等

 上記の栄養素を摂るだけでなく、良質な睡眠をとることも疲労回復には効果的です。食事は就寝3時間前までには済ませておき、入浴は就寝1~2時間前に38~40度のお湯にゆっくり浸かることで睡眠の質を上げることが出来ます。生活習慣を見直し、疲労感を感じにくい体づくりを心がけましょう。

~疲労回復におすすめの7月メニュー~
健康倶楽部

2日 朝食⑤「フルーツ(すいか)」
16日 朝食③「ふんわり洋風いか団子」
19日 朝食③「鯵と夏野菜のトマト甘酢あん」
27日 夕食①「うな重」
30日 夕食②「あさりと豆腐の葛煮」
31日 夕食⑤「フルーツ(すいか)」

※詳しくはメニューカレンダーの献立表をご覧ください。

管理栄養士 岸本実華

管理栄養士 岸本実華