健康のすすめ『耳の健康』

 「ひな祭り」である3月3日は、「耳の日」でもあります。日本耳鼻咽喉科学会の提案により昭和31年に制定され、耳の衛生や聴覚・言語障害に関する理解を深める日とされています。今回は耳の日に因み、耳鳴りや難聴に良いといわれている栄養素をご紹介いたします。

 

「葉酸」が耳鳴りを緩和

 

耳鳴りの原因は、血流の悪化によって起こる場合、ストレスによって起こる場合の2つが挙げられます。血流の悪化の場合は、葉酸を積極的に摂ると良いといわれています。葉酸は「造血ビタミン」とも呼ばれ、血を増やす効果が高いとされています。血液の全体量が増えることで多くの血が体を巡り、血流が改善されます。

・葉酸を多く含む食材・
うに、枝豆、モロヘイヤ、芽キャベツ、ほうれん草 など

 

難聴の改善には「ビタミンB12」「ビタミンC」を

 あじ、さば、いわしなどの青魚はEPAやDHAを豊富に含んでいます。これらの不飽和脂肪酸を多く摂取すると、アレルギー症状を引き起こすヒスタミンやロイコトリエンの発生を抑制し、アレルギー症状が起こりにくくなるといわれています。

 

体を温める食事を摂る

 

難聴には、傷ついた末梢神経の修復を助ける「ビタミンB12」と、ストレス改善と疲労回復効果が期待される「ビタミンC」が役立つといわれています。聞き取りに自信がなくなってきた方は、この2つの栄養素を積極的に摂りましょう。

・ビタミンB12を多く含む食材・
あさり、しじみ、しらす など      

・ビタミンCを多く含む食材・
赤ピーマン、黄ピーマン、柚子 など

 

 いつまでも健康な耳を保つためには、日常生活において老化防止に努め、ストレスのない生活を送ることが重要です。すでに耳の不調を感じている方も、上記でご紹介した栄養を摂るだけでなく適度な運動も心がけ、症状の緩和へと繋げていきましょう。

~ビタミンB12を多く含む「あさり」を使用した3月メニュー~
健康倶楽部

2日 夕食③「あさりとカリフラワーのオイスター炒め」  
8日 夕食⑤「あさりとおくらの生姜浸し」
18日 夕食②「あさりと豆腐の炒め物」
19日 昼食②「あさりとキャベツのちゃんぽん風スープ」
29日 朝食①②「アジア風あさりの汁かけご飯」

食彩倶楽部

3日 朝食②「浅利と神馬草(じんばそう)の仙台味噌仕立て」
24日 夕食②「浅利と独活(うど)の清まし汁」

 

 

※詳しくはメニューカレンダーの献立表をご覧ください。

 

管理栄養士 岸本実華

管理栄養士 岸本実華