健康のすすめ『鮎を食べて骨粗しょう症予防』

 「川魚の王様」とも呼ばれる鮎は別名「香魚」とも言われ、川魚特有の臭みが少なくキュウリやスイカに似た独特の香りがします。魚類の中でも特に栄養価の高い魚であり、塩焼きや甘露煮など様々な楽しみ方が出来ます。他にも、若鮎で骨が柔らかい時期である「背越し」(せごし)という鮎を薄く筒切りにし、骨ごと酢味噌や蓼酢(たです)などで食べる方法もあります。夏の日本料理に欠かせない食材である、鮎の知られざる効能についてご紹介します。

 

カルシウム&ビタミンDで骨粗しょう症予防

 鮎に含まれるカルシウム量は魚類の中でもトップクラスです。その量は、真いわしの約3.6倍もの量に匹敵します。さらに、カルシウムの吸収率を高めるビタミンDも一緒に摂取する事が出来るため、骨粗しょう症予防に最適な食材です。

 

骨粗しょう症とは?

 長年の生活習慣などにより骨の量が減ってスカスカになり、骨折を起こしやすくなっている状態、もしくは骨折を起こしてしまった状態のことをいいます。骨粗しょう症をはじめとする生活習慣病は、毎日の食事をバランスよく摂る事が疾病予防の基本となりますが、日本人の食生活ではカルシウムが不足しがちなため、意識的に摂る事が重要です。

 

食事だけでなく運動も大切

 若いころ運動をしなかった方や長い間病気で寝込みがちだった方は、骨が弱く骨折しやすいことが知られています。骨を丈夫にするためにはカルシウムとビタミンDを摂る事が重要ですが、それと同じくらい運動も大切です。運動で骨に力をかける事で、骨のカルシウム吸収率を高める事が出来ます。また、運動によって体の筋肉が鍛えられるため、転びにくくなり骨折の防止にも繫がります。

 

 今まで骨密度を意識した事がない方も、これから日々心がけることで骨密度の低下を防ぐ事が出来ます。食事と運動からしっかりとした骨を形成し、いつまでも丈夫な体づくりを目指しましょう。

 

~「鮎」を使用した8月メニュー~
8月18日 夕食①「鮎と夏茗荷のお寿司」
※詳しくはメニューカレンダーのスタンダードページをご覧ください。3食コースである“健康倶楽部プレミアム”の昼食もカルシウム補強をしたメニューを組み込んでおりますので、是非お試しくださいませ。

 

管理栄養士 岸本実華

管理栄養士 岸本実華