健康のすすめ『卵のひみつ』

 スクランブルエッグ、目玉焼き、ゆで卵など、卵には様々な調理法がありますが、皆さんはどの食べ方がお好きでしょうか。小さな卵の中には「スーパーフード」と呼ばれるほどの栄養がぎっしりと詰まっています。今回は卵の知られざる効能についてご紹介させていただきます。

 

抗酸化作用を持つ必須アミノ酸で生活習慣病予防

卵には「メチオニン」という抗酸化作用を持つ必須アミノ酸が含まれています。「メチオニン」をもとに体内で作られた抗酸化物質は、老廃物の排出を促し代謝を高める働きがあり、老化防止や生活習慣病の予防に繋がります。

 

「コリン」で脳を活性化

 卵には「コリン」と呼ばれる成分が含まれており、これが脳を活性化させる物質に変化する事で、アルツハイマー病や脳の老化防止に効果が期待出来ます。また、コリンには血圧を低下させ、高血圧や高コレステロール血症、脂肪肝などの予防や改善にも効果があるとされています。

 

風邪に負けない身体づくり

 風邪薬に含まれている「塩化リゾチーム」という成分が、実は卵の白身にも微量ながら含まれています。リゾチームには抗ウィルス作用や免疫力を高める作用があるため、風邪をひきやすい方は積極的に卵を食べることをおすすめします。

 

 以前までは「卵はコレステロールを多く含むため、1日1個まで」といわれていましたが、食事が体内のコレステロール値に与える影響は少ないという事実が判明したことから、今ではその摂取基準(目標量)は撤廃されています。しかし、コレステロール値に影響がでないからといって卵を食べ過ぎてしまうと、カロリーオーバーの原因にもなります。卵1個当たり約100キロカロリーであるため、1日2~3個までを目安に美味しく楽しく卵料理を楽しみましょう。

管理栄養士 岸本実華

管理栄養士 岸本実華