夕食④の焼き物は、柔らかな牛ヒレをヨーグルト風味の味噌床に漬け込み、丁寧に焼き上げました。鱈子や舞茸の入った卵焼きや、胡桃の艶炊きを添えてあります。
翌朝④の煮物は、冬に旬を迎えた美味しい鰤を、食欲そそる濃いめの煮汁でじっくりと炊き上げました。根野菜の八方炊きを箸休めとして添えてあります。
夕食④の蒸し物は、肉厚で淡白な赤松鯛に百合根の入った蕪のすりおろしをのせて、ゆっくりと蒸し上げました。柚子風味のあんで熱々をお召し上がりください。南瓜と小豆の寄せ物が箸休めの一品でございます。
翌朝食④の焼き物は、風味豊かな西京味噌の漬け床に鰆を漬け込み、やさしく焼き上げました。八方煮に白胡麻をまぶした蓬麩や、ピリ辛の「オランダこんにゃく」を添えてあります。
夕食④の煮物は、鶏挽肉と豆腐、道明寺を葱の香り立つ団子にして炊き上げました。京料理の代表格“湯葉”にも鶏団子の風味を十二分につけてあります。相性の良い旬の野菜と共にお召し上がりください。
翌朝食④の蒸し物は、脂の乗ったいとよりを風味良く西京漬けにした後、じっくり蒸し上げました。哀愁漂う野菜の味わいと冬の風情を十分にご堪能して頂ければと思います。
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