夕食④の揚げ物は、素麺をまぶした海老の「白糸揚げ」と、ほうれん草ペーストを入れた衣の太刀魚「翡翠揚げ」の盛り合せでございます。野菜の素揚げの夏らしい一品にも食欲がわきます。
翌朝食④の焼き物は、 旬を迎え脂ののった鰈を、山葵の風味漂う西京味噌に漬け込み、丁寧に焼き上げました。赤ワインを入れて炊いた冬瓜やグリーンアスパラの土佐まぶしも、夏本番の料理にふさわしい脇役です。
夕食④の煮物は、鶏挽肉に慈姑や葱を入れた、野趣溢れる肉団子に調理致しました。鶏の風味と旨味が漂う肉汁で、野菜もやさしく炊き上げました。
翌朝食④の焼き物は、鰆に赤味噌で下味をつけて焼いた後、さらに金山寺味噌を使ったたれをかけました。裏ごしした人参ととろろ芋で作った人参カステラやおくらを添えてあります。
夕食④の蒸し物は、柔らかな牛ヒレ肉を鰹や昆布の風味豊かなだし汁に漬け込み、やさしく蒸し上げました。旬野菜の素揚げと共に黒酢のきいたたれでご賞味くださいませ。
翌朝食④の煮物は、白身魚を滑らかなすり身状にして優しく蒸し上げた翡翠色の真丈を、夏野菜の八方煮と共に盛り合せました。食欲のわく生姜あんでお召し上がりください。
夕食④の煮物は、焼酎で下味をつけた豚ヒレ肉を素焼きし、旬のトマトを入れた白味噌風味の煮汁で、優しくじっくりと炊き上げました。色鮮やかなズッキーニと車麩の含め煮も、かけ汁でお召し上がりくださいませ。
翌朝食④の蒸し物は、7月に旬を迎える穴子、茄子、かんぴょう等を、新感覚で具沢山な卵白だけの茶碗蒸し風に調理致しました。熱々のあんでお召し上がりください。
夕食④の焼き物は、ハーブ鰤に柚子醤油の香りをつけ、干桜海老と白すり胡麻を綺麗にまぶして焼き上げました。南瓜の寄せ物や甘酢蓮根が箸休めとして添えてあります。
翌朝食④の煮物は、脂ののった鮎を抹茶仕立ての煮汁で炊き上げました。葛切りと昆布を清流に見立て、新感覚の胡瓜おろしあんでお召し上がりください。
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